言霊

今月の言霊・2008-02

Not a day is the same so as the taste of the morning coffee.

今日の言霊・2008-01-20

時間とは、物差しの上を一目ずつ進んでいくようなこととはもちろん違い、そこではよどみ、ここではあふれ、流れだし、見えないほど遠くへ消えていったかとおもえば、背中からふいに押しよせて勢いよく、といった体の、不定形の、いきいきとした、巨大なひと…

今月の言霊・2008-01

今年のカレンダー、選んだ決め手はデザインもさることながら、月ごとに英語で一言書き添えられている点。今月の一言はこちら。 A new year starts with lots of hopes withlots of happiness. Step forward, open your arms make them yours! 希望も幸せも、…

今年の御神籤

昨日、初詣に行ってきました。御神籤は「大吉」。久しぶりだと思います、大吉は。 主な項目をメモ。 願望:叶い難い様ですが半ばより案外安く叶う 旅行:計画を十分にたてよ 今年も行こうか東北。 学問:安心して勉学せよ 転居:よきところ安心せよ ちょっと…

「再生」の物語―『ミリキタニの猫』

『ミリキタニの猫』(公式サイト) 【評価】★★★★★日系アメリカ人の画家、ジミー・ツトム・ミリキタニの生涯を追ったドキュメンタリー。ミリキタニは1920年、アメリカ・サクラメント生まれ。「ミリキタニ」と書くとギリシア人みたいに見えますが、漢字では「…

天童荒太『包帯クラブ』

包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)作者: 天童荒太出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書 クリック: 32回この商品を含むブログ (188件) を見る【注意】ここから先は内容に触れています。

今日の言霊・2007-09-23

だからこそ、がまんにがまんを重ねながら働き、事件を起こし、指示どおり理不尽なことをやらかしているわけです。人間どもは、あれだけ文句なしの頭脳をもっていながら、こういったコメディを、なんだか深刻なものとして受けとめている。ここに連中の悲劇も…

ダニエル・タメット『ぼくには数字が風景に見える』

ぼくには数字が風景に見える作者: ダニエル・タメット,古屋美登里出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/13メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 229回この商品を含むブログ (155件) を見る著者は、脳の発達障害とされている「サヴァン症候群」を抱えなが…

オカン、お好みの生地練っといてくれ!

母ちゃん、パスタを鍋に入れといてくれよ! : ワールドサッカープラス

今日の言霊・2007-08-06

下を向いても何も落ちていない。 −望月重良

動機付け

週末、野暮用絡みで鵡川に行って来ました。柳葉魚もさることながら、いろいろと貴重な話を聞くことができて、実りのある三日間だったと思います。 今回はスタッフということで100%集中して話を聞くことができず、また参加者の多くが畑違いということもあり…

今日の言霊・2007-06-13

人間万事塞翁が馬。禍福は糾える縄の如し。災い転じて福となす。 あんだけイエロー出たら勝てないさ。守備の人は西嶋以外みんな警告受けてるんだもの。*1さ、次だ次。 *1:含む中山w

今日の言霊・2007-05-12

「あとで」「今度」ではなく「今」、そうでないと一歩前に出ることができないと私は思っています。 −カシアス内藤

それでもパリは燃えなかった−加古隆『NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナルサウンドトラック』『パリは燃えているか−NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナルサウンドトラック完全版』

NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラックアーティスト: TVサントラ,加古隆,羽毛田丈史出版社/メーカー: エピックレコードジャパン発売日: 1995/10/21メディア: CD購入: 2人 クリック: 55回この商品を含むブログ (23件) を見るパリは燃えて…

沢木耕太郎『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』

「愛」という言葉を口にできなかった二人のために作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/04メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (16件) を見る雑誌『暮らしの手帖』に連載されていたシネマレビュー(本人曰く「映画エッセイ…

今日の言霊・2007-04-16

さてどうしよう。 ここしばらく抱いていた感情は、どうやら「悲哀」ではなくて「恐怖」らしいことにようやく気がついた。 これは困りものだ。喜怒哀楽は発散することで高ぶりが徐々に収まってくるのに対して、「恐怖」は発散すると増幅してしまうからだ。 「…

というわけでお別れ

昨日はどうもありがとうございました。夢にまで見た追いコンは、やっぱり素晴らしいものでした。 「最後に大きな爆弾落としていきやがって」とお恨みの向きもあるでしょうが、かつての問題児の血が騒いだ意図あってのことです。汲み取ってくれれば幸い。「知…

今日の言霊−Full Version

When you walk through a storm, hold your head up high. 嵐に出会った時はしっかり前を向いていこう。 And don't be afraid of the dark. 暗闇を恐れずに。 At the end of the storm there's a golden sky. 嵐の向こうには青空が待っている。 And the swee…

若者への接し方

手取り足取り教えればそれなりのことを出来るようになるけれど、一方で面倒を見すぎると一人で何も出来ない人間になってしまう。自由にやらせると意外な才能を発揮することもある一方で、ほったらかしにしているととんでもないことをやらかしてしまう。 でも…

今日の言霊・2007-02-21

似て非なるもの、有識者と有職者。 …イヤ、深い意味は全くないよ。前に誰かが言っていた気がするのを、昨日のリンク元を見ていて思いだしただけ。

今日の言霊・2007-01-18

豆腐屋が気に向いた朝だけ石臼を回して、心の機まないときは決して豆を挽かなかったなら商買にはならない。更に進んで、己れの好いた人だけに豆腐を売って、いけ好かない客を悉く謝絶したら猶の事商買にはならない。凡ての職業が職業として成立するためには…

何が「すまない」のか?/有終の美

やれやれ、雑用は一段落したぞ。明日はじっくりとやりたいことに取り組もう。 で、ちょっと空いた時間を使ってある男との会話で出てきた「『すみません』という語の意味」を調べてみた。 語源由来辞典「すみません」 ようするに「自分の気持ちが晴れない」と…

今日の言霊・2006-12-12

そう、だって闘う人は自立できなきゃ目標達成しないじゃん。どんなに有名なトレーナーがついても、リングで闘うのは自分ひとり。殴られて痛いのも自分、勝ってうれしいのも自分なんだから。−朝日新聞「Do楽」 ひと−インタビュー:第17回・カシアス内藤

沢木耕太郎『天涯〈6〉 雲は急ぎ 船は漂う』

天涯 6 雲は急ぎ 船は漂う (集英社文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/11/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 旅はいつしか終わる。そして人生のどこかで、また別の旅が始まる。若者には若者の旅があり、大人には大…

有り難や有り難や

活きたよ、言霊が。拾う神の霊験は灼かなようだ。

今日の言霊・2006-11-07

捨てる神あれば拾う神あり。 When one door shuts,another opens. 天無絶人之路。

今日の言霊・2006-09-26

ところで、『十二人の怒れる男』である。一対十一から十二対〇に引っ繰り返す、あのヘンリー・フォンダ演じるところの陪審員第八号は、シナリオを戯曲化したものの中では次のような人物だと説明されている。 《物静かで、思慮深く、おだやかな男。どの疑問も…

今日の言霊・2006-08-16

「人間たちはこういう真理を忘れてる」とキツネは言った。「でもきみは忘れちゃいけない。飼い慣らしたものには、いつだって、きみは責任がある。きみはきみのバラに責任がある……」 「ぼくは、ぼくのバラに責任がある……」と王子さまは忘れないために繰り返し…

今日の言霊・2006-07-20

この世に生息すべき義務を有して蠢動する者は、生息の義務を果す為に休養を得ねばならぬ。もし神ありて汝は働く為に生れたり寐る為に生れたるに非ずと云わば吾輩はこれに答えて云わん、吾輩は仰せの如く働く為に生れたり故に働く為に休養を乞うと。 −夏目漱…

今日の言霊・2006-07-18

「それは怪しからん訳で−一体少し学問をしているととかく慢心が萌すもので、その上貧乏をすると負け惜しみが出ますから−いえ世の中には随分無法な奴が居りますよ。自分の働きのないのにゃ気が付かないで、無暗に財産のあるものに食って掛かるなんてえのが−ま…