福岡でお勉強−その1

野暮用で福岡に行ってきました。一日余計に泊まっていろいろ観てきました。写真をご覧じろ。

20日、野暮用終了後、昼飯(当然博多ラーメン)を食べて、午後はまず太宰府天満宮へ。

博多からは地下鉄で天神まで。そこから徒歩で西鉄福岡駅に移動。特急で二日市まで行って乗り換え。太宰府線太宰府駅まで。
運賃は往復780円ですが、「太宰府散策きっぷ」というものがあって、参道途中の「かさの家」の抹茶セット(梅が枝餅+抹茶)と一緒で1000円。菅公歴史館などの割引券が付いている上に、都府楼前・二日市・五条各駅で途中下車が可能なので、近辺の史跡も見て回るにはかなり便利です。私は隣の九州国立博物館に是非とも行きたかったので周辺の史跡は全てパス。梅が枝餅を平らげ、お参りを済ませ、お札を買って、御神籤を引いて博物館へ。とその前に御神籤が何ともショックな内容だったことも書いておこうw辛抱辛抱


境内で見た猿回し。今どき珍しい。

つづいて本日のメインイベント、九州国立博物館へ。

ここは全国で四番目にできた国立博物館で、朝鮮半島・大陸との交流に関する文物が多いことで知られています。志賀島の金印も置いてありますが、本物は福岡市博物館にあって、こちらは複製。でもイイんだ明日見に行くから。
常設展示も魅力的なのですが、何といっても目玉は特別展示「島津の国宝と篤姫の時代」。大河ドラマは見てません、全く。東京大学史料編纂所が現在耐震工事中で、20万点もの収蔵品がここ九州国立博物館に避難してきております。そのなかから、島津家・東アジア海域世界に関係のあるものが展示されておりました。国宝「島津家文書」や「倭寇図巻」(なんと全体!)が見られて感動!すごい人出でかなり時間がかかり、その後常設展示を半分ぐらい見たところでタイムアップ。この特別展示は24日までで終了ということで、見られてラッキーでした。機会があればもう一度来て常設展示をくまなく見て回りたい。お土産に特別展示のカタログを買って終了。本日のお宿に向かいます。(続く)