江南一周游-第一天

3月12日から19日まで、野暮用関連の資料調査で上海・南京・蘇州に行ってきました。
調査の成果もさることながら、様々な史跡について実地に見聞することで大きな刺激を受けることができました。そして何より10年ぶりの中国訪問ということで、かの国の変化・発展と、「変わらない部分」を肌で感じることができ、非常に有意義でした。
しかし、最後の最後に風邪を拾って帰ってきてしまい、現在のところ体調は悪化の一途です。明日のナビスコカップ@室蘭も参戦断念。薬を飲んでこれから寝て、回復を図ります。


とりあえず初日の模様をアップします。
ここ札幌からは上海まで直行便が週二便飛んでいます。我々が乗ったのは3月12日(水)・1320発(時間は現地。以下同じ)の東方航空MU280便。小さな機体に7割ぐらいの搭乗率で、上海まで3時間半ほど。定刻1600より少し前に上海・浦東空港に到着。
この空港は10年前にはまだなく、今回が初の利用だったのですが、まあ広いですね。空港そのものだけでなく、周りに何もないのでとてつもなくだだっ広く感じます。




空港からはいくつかの交通手段がありますが、今回はリニアに乗車。思ったよりも振動・騒音は感じませんでした。時間帯によっては最高速度に達しないそうですが、我々が乗車した時にはちゃんと時速431キロまで加速しました、ほんの一瞬だけ。







浦東地区・龍陽路で下車。ここから地下鉄に乗り、ホテル近くの静安寺へ。静安賓館・新楼にチェックイン。本館は租界時代のマンションだった建物で立派なのですが、新楼は裏手の小さい建物でこれといって大したことのないホテルです。
部屋はそれなりに綺麗。というか、10年前はドミトリーを渡り歩いて旅をしたので、これで十分という感じ。ただ、シャワーに水まき用のホースが使ってあってしかも短いため使い勝手が悪かったり、ベッドの足がジャマでコンセントが使えなかったりと、不思議な不具合が多数存在するのはこの国のデフォw
ホテルの近く、華山路は高級マンションが建ち並ぶ地区で、「ここ中国か!?」と言いたくなるぐらい静か。クラクションの音がしない。夜は李鴻章の隠し子の家だった店で広東料理を食べて一日目終了。翌日からの活動に備えて早めに床につきました。
二日目は新幹線に乗り南京へ向かいます。