アジアカップ2007・日本−オーストラリアプレビュー

今日はJ2があるので本館に代表記事は載せられない。こっちでプレビュー書きます。
まず、ここに至るまでの両チームの過程。日本・オーストラリア双方、グループリーグでは若干の計算違いがありました。より深刻だったのはオーストラリアの方。崖っぷちから這い上がっての2位通過。ハノイへの移動を強いられました。
状況は日本有利を示しています。が、危機を乗り切ったオーストラリアに良い流れができているとの見方もできます。
次にサッカーの合い口。日本は対UAE戦では非常に良いサッカーをしていました。オーストラリアがひいてくることはなかなか考えにくいのですが、双方が前へ出てくる展開の中でもあのようなパスワークが出来れば、オーストラリアを消耗させ、優位に試合を進めることが出来るのではないでしょうか。
対するオーストラリアの攻撃については、日本のCBがあまり良い出来ではないので心配です。中澤と阿部の連携にはややぎこちないものを感じますし、中澤個人については、相手のカウンターの際のくさびに対する守備が遅れる場面が目立ちます。そこを上手くカバーしていた鈴木は今大会の日本のキーマンだと思っているのですが、彼が万全の状態ではない、欠場の可能性もあるという点も気懸かりです。
結論として、点数は結構入ってしまいそうな予感がします。2点、3点ぐらいの勝負になるのではないでしょうか。日本はキックの精度、オーストラリアは高さとそれぞれ強みを持っているセットプレーもカギを握りそうです。繰り返しになりますが、鈴木がプレーできるのか、出られるならどの程度のプレーが出来るのかが心配です。