アジアカップ2007・日本1(4PK3)1オーストラリア

最後はPKまでもつれ込みましたが、内容は日本が圧倒していたように思います。
立ち上がり、前がかりに来たオーストラリアをうまくいなした後は、前半はほぼ一貫して日本ペース。予想以上に引いて守る相手に、グループリーグ同様の大きなサイドチェンジを多用した攻めで崩しにかかるものの、最後の所がなかなか上手くいかず前半終了。
後半、攻め疲れかリズムがゆっくりになったところがあり、その時間帯でCKから失点。
しかし直後に左サイドからのクロスを巻が中央に落とし、クリアし損ねたボールを高原が拾って冷静に蹴り込んで同点。あそこでキックフェイントを入れるとはね。
その後、退場者が出たことでかえって試合が難しくなってしまいました。オーストラリアは引き分け狙いで、「サイドからクロスを上げられるのは仕方ないから中央ではね返そう」という守り方に。これが上手く嵌ってしまいました。大きなチャンスはロスタイムに中村俊輔が正面からはなったボレーぐらいでしょうか。
PKの結果は試合内容に相応しいものだったのではないでしょうか。理不尽な敗退を免れたわけですからこのまま決勝まで進んでもらいたいものです。