北東北メリーゴーラウンド①

3月24日(土)から北東北、青森・岩手・秋田を回ってきました。北海道脱出&帰投は夜行列車の自由席、途中の行程はすべて鈍行という、企画当初はどうなるかかなり心配な旅でしたが、結果的に非常に良い旅になりました。上手くいかなかったことといえば、鈍行座りっぱなしの旅だというのに出発当日の朝になってケツにできものが発生するという大惨事に見舞われたぐらいです。

というわけでせっかくなので旅日記でもつけておきます。なお、私は「鉄っちゃん」ではないので鉄道に関する記述はかなりいい加減ですので、間違いなどがあってもその筋の方々は笑ってスルーしてください(笑

  • 2007年03月24日(土)


今回、北海道脱出に使用したのは急行はまなす。この列車の世話になったという本州出身・道内在住者は結構多いのではないでしょうか。貧乏な身にとっては、寝ている間に津軽海峡を渡ってくれるので宿泊費がケチれて大変便利です。
実は私、はまなすに乗るのは今回がはじめて。しかも切符の制約から自由席にしか乗れません。春休みということで混雑が予想されたため、乗車経験者たちにいろいろ聞いたところ、
「1時間前に並ばないと座れない」
「30分前で大丈夫だった」
「通路や連結部にまで人が溢れることがある」
「前の座席の向きを変えてボックス型にして占有できた」
とか、言うことがみんなバラバラ(笑)。中には、この切符じゃ寝台に乗れないことを話したところ「ウソォ!?あれ寝台車なんて無いだろう」とかわけの分からないことを宣う御仁も(笑)。その御仁、しまいにゃあ「ま、硬座に一晩乗ると思えば」*1の一言。私、あんまりそういう旅はしないんですけどw
ま、硬座に座ったことがないわけではないので、少しは気分が楽になったかな。はまなすはリクライニングあるしね。


さて、念のために1時間前に並んでおくことにして、高原のゴールを見届けたあたりで出発*2。21時頃に札幌駅に到着、待機列の後ろへ。私の前には7人。自由席車両にはもう一つ乗車口があり、そちらにも同じくらいの列。
持参した本を読みながら待つこと30分強。入線してきたはまなすに乗車。運良く一人で二つ座席を確保。

こんな感じのシートです。写りこんでいるのは私のバックパック。懐かしい。コイツの世話になるのは98年の某国旅行以来です。その前に使ったのは94年か。本当はもっと小さい鞄にしても良かったのですが、明日の宿がタオル・寝巻別料金だったのでこれらを持参する羽目になり大荷物に。それならコイツも久しぶりに引っ張り出してみよう、となった次第です。
最終的に車内の混み具合は七割から八割といったところだったと思います。金曜日だともっと混んでいたのではないでしょうか。22:00、札幌駅を発車。缶ビールをあおりながら、まずは一冊目を読了。


まだ北海道を脱出していませんが、明日に続きます(笑

*1:「硬座に一晩」:ホントに硬いのです、某国の列車の二等座席は。背もたれは見事に垂直だし。しかもやたらと長い時間走りやがる。

*2:思えばこのへんからツイていた、今回の旅は。