それにしても奇っ怪だ

朝日新聞・現場発、「青森・奥入瀬枯れ枝落下訴訟 安全点検、県も国も素通り」
要約

奥入瀬渓流の遊歩道で03年8月、枯れ枝が落下し観光客の女性が重傷を負った(係争中)。以来、遊歩道の安全点検を県が行うようになったが、事件現場である広場は点検対象から外されている。遊歩道は県が林野庁から土地を無償で借りて整備しているので管理責任があるが、遊歩道と遊歩道を結ぶ広場は林野庁の管轄だから、ということらしい。
このことについての両者のコメント。

  • 県の担当者「国が管理すべき場所が裁判の争点になっているので、踏み込めない。ただちに危険な木もないと判断している。」
  • 森林管理署(林野庁出先機関)「安全点検は県がするもの。結果として(事故現場を)点検しない事態となってしまうかも知れないが、何ともお答えできない。」

奇怪だ。奇っ怪だ…。