神達彩花ちゃん亡くなる

実は本館でも、札幌以外の話題で最初に書いたのはやはり亡くなった人の話でした。

アメリカで臓器移植を受けた神達彩花ちゃん(1)が、16日午後1時16分(日本時間17日午前2時16分)、感染による敗血症のため亡くなりました。
彩花ちゃんの両親はJリーグ鹿島アントラーズのサポーターであり、莫大な手術費用を捻出しようとサポ仲間が始めた募金活動が他チームのサポーターに広がり、あっという間に目標金額を集めてしまったことで話題となりました。五つの臓器を移植する手術は成功し、経過も順調ときいていたので、募金に協力した一人として、ただただ残念でなりません。

そんな日にも札幌の試合はありました。いつものように一日を過ごし、スタジアムへ行き、日曜日の惨敗から少しだけ顔を上げた選手の闘いぶりを見届けて帰ってきました。

消えた命に思いを致すことも大事ですが、それと同じくらい大事なのは、いま灯っている自分の命の灯を、少しはマシな色にすることだと思います。