岡本隆司『中国「反日」の源流』

中国「反日」の源流 (講談社選書メチエ)

中国「反日」の源流 (講談社選書メチエ)

「エピローグ」にもあるように、現代的現象としての「反日」(と「嫌中」)そのものを扱ったものではなく、17〜19世紀の近代中国史概説といった趣きの一冊。国家―社会関係、経済・社会構造などについて日中を比較し、日清・日露戦争へと至る両国の関係を、外交に対する姿勢や近代化プロセスの相違を中心に論じる。

いろいろ書こうと思ったけれどやめました(本書の内容ではなく自分の考える「嫌中」意識の源流について)。たいして斬新でもないし。こんなところではなくてちゃんとしたところで喋るために、もう少し練ることにします。