石川禎浩『革命とナショナリズム――1925-1945〈シリーズ 中国近現代史 3〉』

孫文死後、抗日戦争終結までを、国民党・共産党それぞれの動向にソ連の動きを絡めて概観。「おわりに」では、日本人の日中戦争観、戦後賠償に対する認識がどのように醸成されたかということについて言及されています。学校教育においても、いい加減、「アジア・太平洋戦争」の「太平洋」の部分ばかり教えるのは止めてほしいですね。