本館アップ情報・2008-10-30

Jリーグ秋春制移行問題に関する戯れ言、アップしました。
こちらでは真面目なことを書いておこう。
札幌のサポーターという立場を抜きにしても、このプランには反対です。理由は、いろんなところで書かれているものと似たり寄ったりですが、こんな感じ。

  • 降雪地域のクラブに多大なハンデを強いることとなり、アンフェアである

「現行の制度でも北国は夏の間良い思いしてるじゃねぇか」という見方もあるでしょうが、雪のハンデはそんなモンじゃありません。冬期中断期間を設けたとしても12・1月が良いところでしょう。11月にはすでに札幌では雪が積もっていますし、2・3月まで残ります。仙台・山形・新潟はスタジアムの問題があるし、会長の言うように全てをアウェイにして組んだところで練習はどうしろと言うのでしょう。選手の体調、金銭面、ありとあらゆる面において不公平が生じます。

  • 厳寒・夏期休暇中の試合消滅による観客減が生じる

仮に雪が何とかなるとしても、寒空の中2時間もじっとしているのはかなりつらいです。夏休み中の試合がなくなることで観客動員も減るのではないでしょうか。

  • 日本社会のシステムに合致しない

学校教育をはじめとして、すべてのものが春を起点とする年度で動いているのが現在の日本社会です。Jリーグだけこれと異なる時間で動けるのでしょうか。さっきも書いた夏休みの問題然り、高卒・大卒選手の獲得然り、スポンサーだって広告料を組みにくいに違いありません。

  • 代表・欧州移籍を第一義に考えたプランである

内容ではなく、協会の姿勢に対する批判です。根っこのところを大事にしないのであればサッカーに明日はない。


ま、なんにせよ、会長やチェアマンが札幌に来ることがあれば、HFCの皆さんは是非屋外で応接してあげてください、たっぷり2時間ほど。