ストリーキングに、漢(おとこ)は命を懸けた

パレスチナ:武装勢力幹部が裸で逃走 イスラエル軍急襲で(毎日新聞)
これも笑い事ではないけれど。

 イスラエルの刑務所で一生を過ごすより人前で裸体をさらす方がまだまし−−。米に本部があるインターネット新聞「ワールド・ネット・デイリー」は10月30日、シャワーの最中にイスラエル軍の急襲を受け、裸のまま難民キャンプ内を走って拘束を免れたパレスチナ武装勢力幹部の「逃走劇」を伝えた。幹部は「次からは服のままシャワーを浴びる」と誓ったという。

 この幹部はパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ系の武装集団アルアクサ殉教者団のメンバー。「恥ずかしい」ために匿名を条件に詳細を語った。

 それによると、ヨルダン川西岸の難民キャンプの両親宅で10月下旬のある夜、シャワーを浴びていたところ「兵士だ」という叫び声を聞きイスラエル軍に急襲されたことに気付いた。裸のまま窓から脱出。屋根伝いに通りに出て、約200メートル先の知人宅まで走って逃げた。「前方に人がいる時は前を、いない時は前と後ろを、両手で隠しながら走った」と述べた。

 この幹部はイスラエル軍の最重要手配リスト中の一人といい、「裸で走り回って数日間、周りから変な目で見られるか、(拘束され)尋問を受けて一生を刑務所で過ごすか。オレは前者を選ぶ」と話したという。

いないときに「前と後ろ」を隠す理由が釈然としないが、ま、いいか。