裸じゃイヤ♡

甲子園球場:名物のツタ いったん伐採し10年かけ再生(毎日新聞)

 阪神電鉄は27日、07年からの阪神甲子園球場兵庫県西宮市)の改修工事に伴うツタの再生策を発表した。80年以上の歴史を持つツタは、今秋から07年秋までにすべて伐採。現在のツタの種子から育てた苗や、日本高校野球連盟の加盟校で育てている苗などを改修工事終了後、10年春までに植える。ツタが成長するまで約10年かかるといい、緑覆う風景はしばしお預けとなる。

 同球場によると、ツタは球場がオープンした1924年に植樹された。戦時中に一部焼けるなどしたが現在も約600本が葉を茂らせている。改修では壁も補強するためツタの除去が必要で、まず今季のプロ野球終了後に内野と一塁側アルプス分、来季終了後に外野と三塁側アルプス分を伐採する。

 再生用の苗木は昨年12月、同球場のツタから種を採取して数千本を奈良、和歌山両県の養生地などで育成中。現在のツタは古木で移植は難しいが、力のある数本は植え替えも試みる。一方、高野連などが00年夏の全国高校選手権の地方大会に先立ち、ツタの苗木を全国4170校に寄贈しており、各校で育てられている苗木を「里帰り」させて併せて植える。揚塩健治球場長は「ツタは甲子園の代名詞。しっかり残したい」と話した。

 同球場の改修工事は07年から09年3月までオフシーズン中に工費約200億円をかけて行われ、耐震補強のほか銀傘が現在の約1・3倍に拡大され、スイート席などが新設される。

やっぱりあのツタがないと、ねぇ?
でも10年かかるのか…。10月の帰省の際にはしっかり写真に収めておこう。