キックオフイベント欠席

風邪はだいぶ良くなったのですが、まだ体がふわふわした感じがするので、今年のキックオフイベントは欠席と相成りました。新しいチームをいち早く見たいとは思うのですが、早く完治させておかないと後々面倒なので。
で、昨年のオフからほとんど書いてこなかった大量放出について、少し書いておきます。

戦力外にした選手は置いておいて、戦力外にしなかったけれど移籍した選手については、想定外だったのは藤田だけなんじゃないでしょうか。
背番号順に見ると、佐藤は出場機会がない現状では当然の選択肢。石川はもともと柏からのローンで、契約切れというタイミングもあり、残るかは微妙なところでした。西嶋は11月の徳島戦で泣いたあたりでマズイなという予感はあったし、彼も契約最終年だったわけですから、仕方ないと思います。
上里がローンになったというのは少々意外です。あと何年契約が残っているのか分かりませんが、12年以降までじゃないと札幌にとってメリットはないわけですからそうなんでしょう。F東京としては夏の梶山の動向次第で来年買い取り、札幌としては今年昇格すればローンバック、昇格できなければ売却、という腹づもりでしょう。
ローン中の選手については、ダニルソンは予想どおり、西は驚天動地の鹿島入り。移籍に伴い金銭も発生しているわけですから、この上なくうまくいったと思います。

強化費削減の中、GK高原の負傷により24人(GK4人)以上の体制を組まざるを得なかったわけですが、それも藤田(多分あるよね移籍金)と西の移籍金でそれなりの収入があったため可能になったわけです。さらにSBに関してはキャンプで見極めた上もう一人取ることになるでしょうから、まずまずのやりくりをしたと言えるのではないでしょうか。もっとも、新加入選手が額面どおりの活躍を見せれば、ということになりますが。

と、ここまでは損得勘定の面からふり返ってみましたが、移籍となった選手、戦力外になった選手には、感謝の一言しかないですね。正直、移籍の噂が流れる度に面白くない気分になったことは否めません。
ただ、ここ数年のこのクラブは、予算も縮小の一途、将来にはかなり悲観的にならざるを得ない状況です。もちろん成績に関しては選手自身がやっていることですから責任が全くないとは言いませんが、それでもよく頑張ってくれたと思います。契約切れ、大きなクラブからのオファーというのは、個人事業主である選手にとってはキャリアアップのチャンスなわけですから、情より自分を優先するのは当然。新しいチームで、良い選手生活を送ってほしいと思います。同ディビジョンのチーム相手の時には容赦しませんけど。