アジアカップ2011・グループB/JPN1-1JOR

典型的なアジアでの試合になってしまいました。
ボールは持てるけれど決定機は作れない。そのうちにリズムを失って危ない取られ方をするようになり、集中が途切れた時間帯に失点を喫する。
攻撃陣は豪華ですが、コンビネーションはまだまだという感じです。前田は期待はずれでした。真っ先に代えられて当然。代わった李もそれ以上に悪かったですが。中盤の構成はもう少し考えた方が良いと思います。香川を真ん中にした時間帯、攻撃が若干良くなったことをどう捉えるかですね。
セットプレーで同点に追いついたわけですが、その他の機会には可能性を感じませんでした。流れからのクロスも含めて、ニアサイドのディフェンスを越えてこない、というケースが目立ちました。研究されているのかも知れません。ボールの質を変えるなどの工夫が必要でしょう。
と、不安材料だらけですが、あの展開で同点に追いついたわけですから、ツキはあるはず。徹壱さんによるとシリアの方がサウジよりよっぽど強いらしいので、次戦こそが正念場ですね。