石屋製菓 来季もコンサ支援 広告費 他社との連携模索(北海道新聞)

石屋製菓 来季もコンサ支援 広告費 他社との連携模索

 「白い恋人」の賞味期限改ざんなどの問題で操業を停止している石屋製菓(札幌)の島田俊平社長は十一日、北海道新聞の取材に応じ、同社が公式スポンサーを務めているサッカーJ2のコンサドーレ札幌の支援を来季も継続する意向を初めて明らかにした。

 八月下旬の就任前後から支援について「白紙」としてきた島田社長は「コンサドーレのおかげで当社は全国的に有名になった恩がある。来季も石屋製菓が(スポンサーとして)外れることなく応援していきたい」とし、広告費の支払いを通じた支援継続を明言した。

 ただ、島田社長は「操業、販売とも全面的に停止しており、当社単独で今季並みの支援を続けることは難しい」と説明。コンサドーレを運営する北海道フットボールクラブ(HFC)に提供した広告費約一億円の減額は避けられないため、道内有力他社に働きかけて複数社で一億円を上回る広告費を捻出(ねんしゅつ)する考えを示した。

 石屋製菓は、一九九六年に誕生した道内初のプロスポーツチーム・コンサドーレ札幌の最大スポンサーで、HFCの今季の広告料収入四億四千五百万円の二割強を負担。J2の首位を走っているコンサドーレは来季のJ1復帰を視野に入れており、石屋製菓は不祥事の発覚以前には広告費の増額も検討していた。

まずは一安心です。あとはどこまで金額が集まるか。
それはそれとして、石屋製菓には再発防止を徹底して欲しい。