甲子園、灘の酒… 関学大が授業で「西宮検定」づくり(asahi.com)

 関西学院大兵庫県西宮市)は、今春から地元の西宮について学ぶ講義をスタートさせ、学んだ学生たちが「西宮検定」の問題づくりに取り組む。全国的に知られる阪神甲子園球場西宮神社、灘の酒の3テーマを中心に据え、脇村春夫・日本高野連会長らが協力する。ご当地検定は各地に広がっているが、大学が授業を通じて問題づくりにまで乗り出すのは珍しいという。

 学生に地域への理解を深めてもらうと同時に、実地調査のノウハウを習得させるのが狙い。全学生が受講でき、4単位を取得できる。

 4〜7月は脇村会長や西宮神社宮司、酒造会社役員らの講義を受ける予定。9〜1月に甲子園球場、全国のえびす神社の総本社・西宮神社、西宮から神戸にかけての灘五郷でつくられる清酒について、学生らが実地調査を踏まえて計600問程度の問題を作成するという。

 市民向けの検定試験を実際に実施するかは未定だが、講義を企画した同大学商学部の寺地孝之教授(国際金融論)は「学生には、大学で学ぶことが地域貢献につながることを感じてほしい」と話す。

これはやってみたい。やっぱり故郷のことは知っておかないとね。